忍者ブログ
しばづけっツ。
日々健康と満足感、倹約&リフレッシュを志す、闊歩の日記帳です。 写真はクリック推奨ですが、無断の二次使用はどうかご遠慮下さい。
[79]  [78]  [77]  [76]  [75]  [74]  [73]  [72]  [71]  [70]  [69
2024-11-29 [Fri]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2009-05-30 [Sat]
村上春樹の最新作「1Q84」



最初「IQ84」だと思ってました。「1Q84」なんですね。
「I(アイ)」じゃなくて「1(ワン)」。
「1キュー84」…意味解らない。
IQだと思ってた時には、
アイキュー84の知能少年の物語?かな、と思ってたんだけど。
それとも、
IQ84人間の意の上に、オンリーワンって意味を掛けてるのかな?

説明無しに読めとの意向らしいので、発刊後の感想が待たれます。
昨日発売だったけど。早い人はもう読み終わってるんだろうなー。
しかも久々の新刊って事で、
昨日の発売日には4刷目で、計68万部達成!
「新潮社史上空前の記録」ですってよ。どんだけ〜!

そういえば、エルサレム賞(イスラエル最高の文学賞)を
欧米人以外で初の受賞した際の、
現地入りスピーチ「卵と壁」の事でも
世論を一時巻き込んだ、最近のお元気な村上氏ですが、→

そんな村上春樹氏の新刊な訳です。
上下2巻組は、クロニクル以来? (違ってたら御免なさい!)
同じく分厚そうな。とても重そうな予感が…。
でも通販すれば重くないよね。
私は最近、本となると、専らネット注文で御座います。
雨の日でも、箱受け取りなので、買ったばかりの本は濡れません。
そして箱で受け取ると、何故かちょっと軽い。
イッツトリック? マジック!

7&Yでは、
6/8のAM12時迄に注文すると、ポイント5倍だそうです。
二冊合わせて4,000円弱なので、送料無料で、
自宅まで配達して貰えます。

1Q84 a novel BOOK1
1Q84 a novel BOOK2

…それにしても、表紙の、タイトル「Q」の文字デザイン、
卵子みたいだな〜、…と思ったのは私だけ?
おたまじゃくし卵子。僕は、ひとりの人間なんだよ、っていう。

───って、調べたら、パラレルの「1984年」って事なんですね!
ぬかったよ! しかもカルト教団物語!
全然、純朴な少年物語じゃなかった…私は甘かった。

あ〜、9がQなのか。でも何故Qにしたのかな。

───って又調べたら、私の目とは違う意味合いで、
「IQ」の事だと言う解釈を力説してる、
面白い東大教授さんがいらさる模様。→
中国の魯迅の著作「阿Q正伝」の影響だとか何とか。
これがこじつけなのか真実なのかは、
村上氏はまだ生きてらっしゃるので、
当人に聞けば答えが早いではないか、と思うのでありました。
でも研究って、割とこじつけですよね。
パズルに嵌まると面白いという、ね。

こじつけと言えば、
ジョージ・オーウェル氏の著書にも
「1984年」という物語が有るらしく…、
何か関連が?…とも思ってしまいますよ。

ついでに私は7&Yの「Y」も何の意味だか、
ずっと気になってるんですが。
7は解るよ、セブンイレブンだもの。
でもイレブンはElevenじゃない。Eじゃない。
だったら「7&E」の筈じゃない。でもY。ホワイ?
Yって何さ。
私はこの謎も解き明かしたいんですよ。2冊組で。無理だけど。
ま、考える前に、直接セブンイレブンに聞けっていう。
………ヤフーと提携サービス会社? (超違ってたら超御免なさい!)

まあアレです私なんざ「卵と壁」と言われたら、
最初に連想するのは「卵と私」ですから、オムライス屋さんの。
だって、食いしんぼ、だもんね!

もとい、
「卵」は弱者、「壁」は強者の事で、
氏は、常に私は弱者側の立場でありたい、という演説でしたね。
あれは好感が持てました。
卵が例え間違っていても、弱い方で物を言いたいという作家さん。
理想です。
強さ、正しさ。それだけを正義と叫んでいたら、
誰も救われないからね。

エルサレム賞は「社会における個人の自由」に貢献した
文学者に贈られる賞だそうですが、
正にそれに相応しい姿勢の作家さんか、と思えます。

私なんかは、水も泥も被って、
夫々が持つ、違った味わいの、居心地良さ/兼/居心地悪さ、
隣り合わせでありつつも対極に座する、両方の心を、
書ける人になりたいものです。要するに両刀派です。
白+黒の二卵性双生児、と言った方が解り易いかな?
私自身は一人っ子ですけどね。

因みに氏の著書は、私は『ねじまき鳥クロニクル』『ノルウェイの森』『スプートニクの恋人』辺りのタイトルしか知りません。
そしてクロニクルは昔、クラスメートに借りたのですが、分厚くて結局、まともには読めなかったのでした。つまり挫折。根っからの読書好きじゃないと読破は難しいと思います。あの厚みに気圧されて…。

でも『キャッチャー・イン・ザ・ライ』の訳書も、氏なんですねえ。
サリンジャーの、ライ麦畑でつかまえて、ですよねコレ?
だったら私は、そこから氏の文章世界に入った方が早いかも。

攻殻機動隊アニメの、笑い男が好きなんですよ私。
アレ確か、ライ麦畑でつかまえてワールドだった。
そうしよう、この訳書から読んで、『1Q84』に行こう。
そしてクロニクルもいつか、再挑戦するんだ…!

拍手[0回]

PR
COMMENT
Name
Title
Color
Mail
URL
Text
Pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret
TRACKBACK
TrackbackURL:
Copyright © しばづけっツ。 All Rights Reserved.
PhotoMaterial by Kun  Template by Kaie
忍者ブログ [PR]